私には探偵事務所に勤める友人がいます。
先日、いっしょに飲んだ時、コロナ禍の3年間に業界が大打撃を受けたという話を聞かせてくれました。
この時期、仕事がゼロに近いほど激減し、探偵は全然食べていけなくなったのです。
探偵の仕事で一番多いのは浮気調査で、平均7割くらいを占めますが、まずこれが激減しました。
感染の恐怖が広がったことで、人々は感染を避けるために自宅にこもり、外出を控えるようになりました。
さらに、会社からも業務命令で不要不急の外出をするなと言われており、感染すると周囲の批判を浴びます。
感染以上にそのリスクを考えて慎重になり、浮気ができなくなったのです。
探偵の仕事で2番目に多いのは家出人捜索で、約2割を占めますが、これも依頼が激減しました。
家出して感染するのも怖いし、ネットカフェなどの滞在先もが閉鎖されているので、家出そのものが減ったためです。
さらに、男女の出会いの場が制限され、結婚に至る機会が減少したため、結婚信用調査の依頼も激減したのです。
このように、探偵業界の主要な仕事がすべて減少し、その状況が3年以上にわたり続きました。
結果として、多くの探偵たちがリストラされたり、独立を余儀なくされたりしたことが業界にとっては痛手でした。
そしてコロナが明けた2023年の春以降も回復は鈍く、7・8月は歴史的猛暑のせいか、かえって需要が減少。
本当に深刻な4年を過ごしたのです。
しかし、この変動のおかげで従来のグレーな業界イメージを変革する志を持った新興探偵社が現れたそうです。
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